今回をひと言で
毎日じゃなくてもええんやで?
「いただきます」「ごちそうさま」をお店で言う行為が理解できない層が居ると聞き、さきほど敢えて「いただきます」とつけ麺を食べてきました。こんにちは。
「ごちそうさま」を言うと、自分も美味しいものを食べた気になるし(美味しかったよ!)、お店も気持ちよく営業できる、誰も損しないステキな文化だと思うのになぁ、と心を痛めています。そんなことより。
私waveはほぼ毎日、片道9~11kmの通勤路、めんどくさくない時雨天や雨上がりなどを除き、朝晩とロードバイクで走っています。(同じ道を走ってもどういう訳かここまで誤差が出る)
よくやるなー
という心のこもっていない周りの感想など耳にフタをして、楽しんでおります。
はや、4年。
今回は「ロードバイクでジテツウ」(自転車通勤)の魅力についてお話したいと思います。
ロードバイクでジテツウのメリットって、ある?
魅力ってもさあ、ロードバイクが好きな人がやってることだから良いようにしか言わないよね?
ごもっともです。
が、逆説的に、好きでもない人・知らない人が魅力を語るなんてこともできない訳です。文科系の部活出身の私も、10年前は「ジョギングで会社に通おう」とは思ってもいませんでしたし、ジョギング通勤していた頃は「ロードバイクで行く」なんて想像もしていませんでした。
やってみたからわかるメリット、やってみてわかったデメリットとその克服の仕方をご紹介します。
ロードバイクでジテツウのメリットその①「通勤自体が朝活」
ロードバイクで通う=朝晩(ほぼ毎日)運動をする
に他なりません。
先にも書きましたが私は元々文化系のクラブに所属し、スポーツと言えば学生時代のスキーぐらいしか経験してきませんでした。
就職後、ファンスキー(スノーブレードとも言う)という短いスキー板を購入した時でもハードな滑りをするでもなく、「数シーズンやった」ぐらいのものです。
そんな私、朝も弱く、眠りも浅く、今思い返せば通勤は惰性でこなすルーティンのひとつに過ぎませんでした。
そんな私が、
朝から心拍を上げ、
身体の細胞を活性化してアドレナリンを分泌し、
その日の段取りを整理しつつペダルを踏み、
このテンションを維持したまま午前の仕事に集中しています。
身体によくて効率もUP!
帰りは安全上、冬はしょうがないにしてもできるだけ明るい、早い時間で切り上げられるように業務を進め、結果、規則正しい時間帯で帰るようになりました。
もちろん、仕事に支障は一切ありません。
これはもう、通勤=朝活と呼んでいいんじゃないでしょうか?
もちろん、毎日やる必要はありません。
ロードバイクでジテツウのメリットその②「ふとした日常に発見がある」
確かに健康的かも知れないけど、そんなに楽しいのかしら?
やっぱり私にはモノズキにしか見えないわね
わかります。
ジョギング通勤していた時でも
なんで俺、走って通ってるんだろう。。。
と思わないでもありませんでした。
特に私は走るのが早くもなく、コース的に途中で電車を使う訳にもいきませんでした。
一度家を出たら「一時間は走り続けないと着かない」訳です。
しかもその間、考え事をするにも長過ぎます。(ジョガーの方、ごめんなさい)
しかし
自転車は足を止めても進むのです。ビバ、慣性の法則。
それゆえ、早く行くも、ゆっくり行くも自分次第。
心にゆとりもできるというものです。
心にゆとりができると見慣れた風景、職場と自宅をつなぐ通勤路でも、見え方が変わってきます。たとえば
とか
「お、もう菜の花が咲いてるやん!ちょっと寄り道~」
とか
「まるで花道やな~」
と四季の移ろいを、自分のペースで、時には足を止めつつ、感じることができます。
こんなこと、電車通勤でできますか?さらに。
更にさらに寄り道をして、買い食いをするも自由!(最近行ってないな。。。)
ロードバイクでジテツウのメリットその③「満員電車に乗らなくてよい」
私が満員電車を許すとしたら、通勤時でも動画学習が出来ることでしょうか。
私は四季を感じるなんて
そんなん要らんし。
そんな方もおられるかも知れません。多様性の時代です。色んな方がおられて当然。
勤め人にとって職場は戦場。
戦地に赴くのに風情は不要。
そんなストイックな方もおられるかも知れません。が。
時刻表に縛られダッシュしたり、近接したくもない他人と肩を並べ、夏は汗、雨天は雨具、冬は飛沫を避けつつ戦地へ赴く。。。
お疲れ様です。
もちろん、勤め先との距離が問題だったりするでしょう。
通勤でどんなに気持ちがアガッても、仕事に影響が出るほど疲れを溜めながら就労しては主客転倒。片道1時間以上掛かるようでしたら、総合的(肉体的+精神的)に疲れの少ない方をオススメします。
私の通勤路は現在、往復20kmほど。
ルートにもよりますが感覚的に往復30kmぐらいまでやったらええかなぁ、と思います。
片道15kmと言えば、
大阪梅田から
- ひらかたパーク 19.0km
- 石切神社 13.1km
- 堺市駅 15.2km
- 甲子園 14.2km
・・・全国区ではないところばかりで恐縮ですが。
サイクリングロードとか流れのイイ道路を含むなら、いけない距離でもありません。
という話が出たところで、私の通勤路をご紹介します。
waveのRide log(通勤路)
ロードバイクって車道を走るんでしょ?
毎日そんなところを走ったら危ないんじゃないかしら?
ごもっとも。試行錯誤を重ねたwaveがたどり着いた通勤路はコチラです。
weather | 晴/曇天時 |
temperature | 8-30℃ |
weight | 64-67kg |
condition | 悪い時を除く |
雨と寒さは避ける主義。。。
ご覧の通り、大阪の西端住まいということもあり、神崎川沿いの「なにわ自転車道」を北上?東進?するルートです。
愛車Allez(アレー)くんが我が家に来た当初。
- 車で通勤する時のルート(往路)
- 車で通勤する時のルート(復路) ※混み方が違うので使い分けています。
- ジョギング通勤していた頃に使っていた川沿いルート
- 交通量の少ない下町を通るルート
と往路・復路で試してみたところ、、、
これが一番、手っ取り早い。ラク。
と、川沿いの「なにわ自転車道ルート」に落ち着きました。
いやぁ、ジョギングしていた頃には気づきもしませんでしたが、実は「自転車道」だったんですねぇ 笑
「職場まで一直線」とまでは行きませんが、車道を走る事も少なく、信号もほぼ無い、時間が読めるルート。
今回の装備(2020.03時点)
でもロードバイクで自転車通勤って、あんなピチピチの恰好して会社に行くのなんて抵抗ないの?
ご安心ください。
Items | Brand | |
Tops | ヒートテック長袖 | UNIQLO |
ワイシャツ | AEON | |
セーター | 色々 | |
防風フード付きコート | BEAMS | |
Pants | イージーケアストレッチスリムフィットパンツ | UNIQLO |
ボクサーブリーフ(パッド付履かなくても我慢) | UNIQLO | |
Leg | SPDシューズ(4年前にヤフオクで購入) | SHIMANO |
厚手ソックス | UNIQLO | |
Bag | メッセンジャーバッグ(江田島でも出動) | TIMBUK2 |
装備はこんな感じ。 (イラスト化する能力が欲しい。。。元 美術部 談)
あくまで通勤。それも10km程度なのでゆっくり走っても30分で終了。
メッセンジャーバッグを購入するまでは↓のようにサドル(座るところ)の後ろにバッグをつけ、弁当箱を入れていました。夏場は着替えも入れられるし重宝します。
まだ肌寒い今の時期は着替えも要らないので、もっと身軽。
ロードバイクでジテツウのメリット まとめ
ここまでご紹介したメリットは以下の通り。
- ①「通勤自体が朝活」
- ②「ふとした日常に発見がある」
- ③「満員電車に乗らなくてよい」
これに加え、もうひとつ上げさせていただきたいと思います。それは。
- ④「今日、乗るも乗らないも自由」
朝起きて、気持ちのイイ天気だったら「ちょっと早めに出て、回り道してみるか」
気が乗らなければ「今日は電車で行くか~」
「昨日疲れたから、今日は最短ルートでまったり流すか~」
まさに自由。
決してレーシーな乗り方をオススメしているのではありません。
ロードバイクだから「時速30km以上は出さなきゃ!」なんてこともありません。
(私の通勤は15km/hぐらい。。。)
普通の自転車より少々値が張るのは事実ですが、趣味と実益を兼ね、金銭的にも時間活用の面でも、非常にコスパの高いものだと思いませんか?
このシリーズ(続くのかよ)、次回は「デメリットとその対策」を取り上げたいと思います。
それではまた。
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